すみっこのblog

御影・渦森台・鴨子ヶ原の山の様子や 東洋医学、中医学、鍼灸のお話など。 うずもり鍼灸治療院(uzumori.com)、院長の日記です。

2019年03月

ユーザー車検

車を持っていると必ずやってくる、二年に一度のイベントです。

軽自動車用の車検場が東灘にできましたので、自分で行こうかなと。
まあ、整備も自分でやってますので、車検も自分で!!と軽い気持ちで考えていました。
が、どんどん期日が迫ってくる中、平日なかなか時間が取れない…
いくら整備してるからとはいえ、標準に戻さないと車検が通らないことがわかってる部品も

車検期日が残り一週間というところで、午前中+αの時間が確保できました。

まずは、区役所へ。
昨年はばたばたしてて納税の書類をなくしてしまい、督促状で支払いました。
督促状の場合は、半券を残していても車検に使用できません。
(ナンバーが記載されてるからいいような気もするのですが…)
ですので、納税証明書を発行してもらいます。
この時点で10時を過ぎてしまいました。

やっと、軽自動車検査協会(車検場)へ到着。
駐車場へ車を止めて、まずは税金や保険、書類を用意します。
手順も教えてくれますので、初めてでも安心です。
書類一式はネットで落として、家で書いていくほうが落ち着いてできるかもしれません。
数か所窓口を回って完了!!
11:15:いよいよ、車の検査です。

緊張です。
万全を期すために、まずは検査ラインを見学。(ちゃんと見学ルートがあります)
検査の内容、手順を一通りチェックです。
排ガス検査で✖がると、皆さん思いっきり空ぶかししてから再計測してました。
そういう裏技が…と感心しましたが、うちの子は一回で〇。

で、一回目の検査の結果は…✖でした。
✖だったのは、光軸とサイドスリップ。
サスペンション交換してたので、ダメかもと思っていたところでした。
光軸は結構ずれますので✖になることが多いです、気を付けてください。

11:40:娘さんが学校から帰ってくるので、お昼を用意しに帰宅。

13:10:再検査前に、テスター屋さんで調整をお願いしました。
東灘の車検場のすぐ近くに、「神戸テスター」さんがあります。
非常に安価に、一瞬で調整してくれます。
次回は、車検場に行く前にこちらで検査したいと思います。
自賠責も入れますよ!!
サスペンションの調整終わったら、検査お願いします!!

調整後、そのまま検査ラインへ突入。
一回目は不慣れな人用の1番ラインでしたが、今回は光軸とサイドスリップの検査だけなので、上級者上の2番ラインへ
光軸、サイドスリップともに〇をもらって、あっけなく終了。
ローライトで✖が出たときは、「うそ」って思いましたが結果は〇。
「ラインの終わり部分で書類もらってね」と言われてちょっと待ってると…車検証とシールが。
事務所内ではかなりの人が何かを待っていたので、どれぐらい時間がかかるんやろ…と心配していたのですが、あっさり終了です。
あの人たちは何を待っていたの???

めちゃめちゃ緊張しましたが、何とか時間内に終了しました。
業者と比較すると格安とはいえ、日ごろ整備していない人にはお勧めできません。
うちの子は、車検前に下回りやブレーキをチェック、タイヤ交換、パッキン類も交換してますので。

これで次回も自分で車検だな。
その前に24か月整備記録やらなきゃ。

テレビで鍼灸

ここ半年ぐらいで3回目ですか?

それも、日本のどこでも見られる放送局でです。
(今回は再編集の番組みたいでしたね)
一体どうしたのでしょうか?
少し補足や突っ込みをしてみたいと思います。

・お灸です。
来週詳しく紹介されるみたいですね。
日本では、お灸はおまじないみたいに思われてる風ですが、欧米ではかなり評価されています。
「もぐさ」は英語でもそのまま「MOXA」です。
ヨーロッパの人たちが、「もぐさ」をアフリカに持ち込んで結核等の治療、予防に使用しています。
良くも悪くも欧米は合理的。
有効であるとわかれば、積極的に取り込んでいきます。
昔の日本もそうだったはずなんですけどね。

おまけ。
私だけかもしれませんが、お灸の煙を鼻から吸うと、痛いですが花粉症の鼻づまりがすっきりします。

・腰痛の治療で、背骨が曲がっている!!という場面があります。
実際、肩甲間部は蛇行している人が多いですが、骨の異常はほぼありません。
動物は、骨を筋肉が引っ張ることで体を動かしています。
その筋肉が凝り固まることで、骨が引っ張られ過ぎて蛇行します。
鍼で筋肉を緩めることで正常な状態に戻ります。

・灸頭鍼という、針の先にお灸を付けて燃やす治療法をやっていました。
灸の熱が鍼を通って...と説明がありましたが…
0.2mmの太さで、空気中に3cmもあれば、体に着く前に冷えちゃいます。
でも、間接灸としては意味があり、鍼の横でお灸をするのと一緒かな~と思います。
昔は、せんねん灸のように簡単なお灸がなかったので、灸頭鍼が生まれたのだと思います。
鍼にくっつけて火をつけたら終わりですから、楽なんです。

たまに落ちることもありますので、当院ではやりません。
昔、私が中国人の先生に治療してもらったときに落ちました。
「熱くても我慢してね~」と言われてたので、我慢してました。
あまりにも熱いので、「ちょっと熱いです」と訴えたら、「早くいいなさい!!」と...
こんなことが起こると嫌なので、当院では鍼の横にお灸を置きます。

・東大病院で、手術後の痛みを鍼で楽にする治療をしているとのこと。
私の治療経験でも、鍼の鎮痛効果が凄いということを体験しています。
なので、病院での検査した方がいいか?と、常に考えながら治療しています。
また、腹部の手術跡が腰痛の原因だったりもします。
改めて、手術後の痛みに鍼灸っていいよな~と思いました。

あとは、ツボや経絡がどういうものかを突っ込んでほしかったな~。
残念ながら、人体の神秘はまだまだ不明なことが一杯です。
だから鍼灸、東洋医学なんです。
実験や解剖ですぐにわかることではありませんが、こういう症状の人はここが悪い。
ここが悪い人はここを治療すればよくなった。
ということを何千年も積み重ねてきたものが東洋医学。
西洋医学を翻訳するときに、ぴったりと合う漢字があったのは何故でしょうか?
東洋医学の話を聞くと、「あ~、それそれ」となる話も多いです。

花粉症

本来なら最高の季節になるのですが、我々杉・檜に弱い者たちには地獄の季節…

体質とか言われることがありますが、小学生の頃から花粉症で、たばこ、酒を経験しても相変わらず、年齢を重ねてもよくなることはありません。
体質が原因なんて、あり得ません。

小学校3年生から3年間、毎週耳鼻科に注射を受けに行っていました。
「減感作療法」です。
時々、看護婦さんが注射器(シリンダ部分)をくれたのがうれしかったな~。
でも、まったく効果はありませんでした

サラリーマン時代には薬も飲んでいましたが、効かなくなってくるんですよね。
結果、鼻の穴にティッシュを詰めて、マスクで隠して電車に乗ってました。
一度だけ社内販売で購入した「甜茶」がいい感じだったのですが…翌年には他のメーカに切り替わり、二度と入手できませんでした...

鍼灸師となって…

歳で免疫系が弱ってきたのかもしれませんが、周りの人が言うほどきつくありません。
当然、鼻づまりはありますし、目はかゆくなります。
頭痛が出るときもあります。

でも、鼻づまりのツボに鍼を打つと…結構楽なんですね。
この季節、頭に鍼を打ったまま仕事をしています。

目のかゆみもあります。
こんな時は後頭部に打つことで軽減されています。

そして極めつけがお灸。
鼻の横にお灸を置くのですが、煙が鼻に入ってきます。
(完全に鼻が詰まってないということですね)
口で呼吸してても、鼻から入ってきます。
中国の気功の先生が、
「鼻から吸って鼻から出す」
「口は呼吸するためのものではない!!」
と言っているのを見たことがあります。

お灸の煙が鼻に入ると、痛いのなんのって...元喫煙者なのですが、ほんとに痛い。
でも、後が楽なんです。

もしよかったら、せんねん灸で試してみてください。

花粉症には睡眠不足が最も悪影響を及ぼします。
体内では戦わなくてもいいのに、花粉相手に大乱闘が繰り広げられています。
いつもよりも多く睡眠をとるようにしましょう。
お酒もほどほどに。
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