すみっこのblog

御影・渦森台・鴨子ヶ原の山の様子や 東洋医学、中医学、鍼灸のお話など。 うずもり鍼灸治療院(uzumori.com)、院長の日記です。

2015年10月

秋桜

もう冬の始まりですかね。
お昼でもジャケット無しでは、バイクが寒い季節になりました。

DSC00736

で、この季節といいますとこのお花。

いいお天気でしたが、やはり風が冷たいこの頃。
首・肩を冷やさないよう、また乾燥による喉の不調もご注意ください。 
 

しびれ

結構多くの方が訴えられているようです。

私も開院当初に、硬い椅子のせいで両足親指近辺がしびれていました。
現在はほとんど感じない程になっています。

一般的に、両側でしびれが起こると中枢性と言われていますが、そうでもないこともわかりました。
(片側でも中枢性の場合がありますので、 他の症状をちゃんと確認しないとだめです)

ただ、前回は血行不良は✖で、圧迫が〇じゃないかと言ってましたが、現在は考えが変わりました。
圧迫→血行不良(局所的)→神経軸索にダメージ→しびれ ではないのかと思います。

正座をしたあとにしびれが来ます。
そのとき、触っても(おそらくつねっても)痛みは感じません。
少しすると痛い!!ってなりますが。

この時、神経末端にある痛み受容器が痛みを検知しても、受容器からシナプス(他の神経細胞への中継場所)までをつなぐ神経軸索が酸欠などによってダメージを受けているため、伝えられなくなっているのではないか?
で、ダメージを受けた神経軸索が何らかの電気を発生することで、圧迫を受けた場所から遠い部分すべてがしびれている感じが出るのではないかと。
※動くものはほとんどが電気を発生させます。
ちょっと違いますが、ライターの着火器なんかは押せば火花が飛びますよね。 

また、動かす方(運動神経)を見ても、正座後のしびれているときは動かしづらい。
運動神経や鋭い痛みを感じる神経は、伝える速度が速い反面、酸欠には弱いという性質がありますので…あながち間違ってはないのではと思う今日この頃です。

手足のしびれに関しては、各関節周りの筋肉による圧迫が原因となる場合が多いです。
これが胴体に近づくにつれて、神経は深く、筋肉は何層も重なってきますので難しくなってきます。
いずれにしても、しびれている神経に沿って反応点を探って治療していくことで回復できます。

ただ…しびれを完治させるのは時間がかかることが多いです。
症状の緩和であれば、圧迫されている部分を緩めることでかなり楽になるようです。

創業者補助金 7

しかしいい天気が続きます
どっかに行きたいですね

さてさて、忘れたころにやってくる書類整理。
毎日の領収書処理とかと違い、こちらはお国の管轄かので厳しい期限と書類が待っています。

というわけで、補助事業終了である11月が近づいてきましたので、書類を仕上げないといけません
今回の買い物はほとんどネットでできました。
最近は、見積もり・請求書も自動生成している電気屋さんも多く、自動でないところも大手量販店(上新電機さんにお世話になりました)であれば、別途作成してもらえます。

これら購入に係る書類と、
・購入理由書
・「補助金事業で買いました!」シール
・証拠写真
 を作っていかなくては…
あとは、赤外線ランプと小型暖房器(電気?、カセットボンベ?)を買うかどうか、お悩み中です。
お山は寒いからな~。

そして、12月には面談!!!
しかも平日に大阪まで行かないといけない…
まあ、補助していただけるんですから。 

それはまたの機会に。

なんか教えて!!ってのがありましたら聞いてみてください。
わかりやすい補助金の使い方としてまとめてみたいと思います。
配布されているマニュアルも、かなりわかりやすく書かれていると思います。
が、実際には物品購入だけでも、マニュアル通りにいかないことも多いですから。 

五十肩、寝違い(首が痛い…)

この連休ちょいとした集まりがあり、治療する気は全くなかったのですが、たまたま往診セットがありましたので…
自然と無料相談会状態…

・50歳代男性。寝違いで首が回らない。
ハリ治療は未経験。
触診すると、
・首の後ろから肩にかけてひどいこりだが、数日でできた感じではない。
・首の前、あごの下に反応あり。
問診すると「同じぐらいに喉がおかしかった」とのこと。
というわけで、もともとあった首肩のコリにのどの炎症が加わって痛くなった模様。

喉、首、肩に刺激を与える。
直後、痛みは軽くなり、首が回るようになった。 

翌朝、首は回るが鈍い痛みがあるとのことで、再度刺激。
原因の一つに喉があると伝え、首肩を含め温湿布を使って温めるようにお願い。

・70歳代男性。肩が痛く腕が上がらない。(まあ、50肩ってやつです)
大昔鍼をしたことはあるが、あまりの痛さに嫌いになった。
話を聞いていると、つまようじよりも太い針を使うところだったようです。(今でも探せばあるはずです)
横で、首が回る話をしていたら、ちょっとやってと
礼服を着てますので、なかなか触診がむずかしい

腕を外側に挙げてもらうと、きれいに90°で止まります。
肩はいろいろな筋肉が絡みますが、90°を超えると肩甲挙筋が動き出します。
明らかに筋の走行に沿って反応が出ています。
こちらは、時間がなかったのと鍼の効果を見せるために一回だけ刺して、つんつんと。
で、手を挙げると、すっと上まで上がりました。
ご本人が一番驚いていましたね
(こんなことをすると一回で治ると思われてしまうかも…
こちらは翌日は動いたけど、ちょっと痛い(今までよりはずいぶんまし)とのことでした。
お灸もできないので、ちょっと熱めの温湿布してねとお願いしておきました。

これで、鍼灸への見方が変わってくれればうれしい限りです
次に行くときは人が増えてそうな感じが…

めっきり冷え込んできました

朝、晩は「寒っ」って感じになってきました。
 
ヤマユリについて書いたときに、うちのチビがどこで知識を仕入れてきたのかヤマユリを見つけるたびに、「非常食!!」って自慢げに言ってたのを思い出しました。

彼岸花は食べたらダメ!!って知ってましたが、ほかのユリはどうなんでしょう。

ヤマユリはOKのようです。が、花が咲くまで5年…
非常時でないと、私には採れません。

オニユリもおいしいようです。
こちらもチョコチョコと見かけるお花です。
こちらも食べられるまで数年かかるようです。

とりあえずは、両方ともお花を楽しむものですね 

彼岸花

お山にも、ちょこちょこ咲いてます。

ユリ根が大好きなわたくしも、これは手出しができません。
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きれいなんですが。ねえ。
 

秋の味覚♥ 最後かな

先週末の運動会、お疲れ様でした。

昨日はいいお天気でしたので 、収穫に行ってまいりました。

栗は残念ながら終了していました。
下生えもきれいに刈り取られていましたので、きちんと収穫された模様です
今年の栗は、
 DSC02602
な感じに出来上がりました。
原形をとどめているのは数個ですが、崩れたやつをクリーム状にしてパンに!!
あと、残ったシロップもパンに塗って食べると
残りは、チビのご要望により「飴」にしています。

栗と同じく、アケビも終了ですね。
今年のアケビは少々小ぶりだった気がします。

替わりと言ってはなんですが、むかごが付いてきました。
こちらはこれからまだまだ続きます。
もう少しすると、葉っぱが山吹色に紅葉してきますので、見つけやすくなるかも
そこらじゅうに生えています。
DSC02616
採れたてだから、山盛り入れても苦みや薬草臭さが全くありません。
御馳走様でした
 

うちみ(挫傷)

ついつい洋酒の購入を忘れてしまい、いまだに栗は冷蔵庫の中...

と言う訳で、昨日わが身に起った怪我とその後を観察していきたいと思います。

1.発生時状況
小学校階段を上がっているときに、手すりにて左大腿外側上側1/3当たりを痛打。
(大体筋膜張筋、腸脛靭帯部)
手すりが低いから、注意が届かなかったです。

2.経過
当日:重たい感じはあるが、安静時は無痛。
    組織破壊による炎症があると思われる。
翌日:打撲部分は圧迫や動作痛がある。
   また、上前腸骨陵部にまで動作痛が広がる。
   仕方がないので、鍼とホットパックをします。

3.痛みとは?
今回ちょっと考え直してみました。
なんで痛いんでしょうか?

痛みは、
1.神経の痛み受容器がそれぞれの担当する刺激を受ける
2.その刺激の量が一定量を超えた場合、脳が痛みとして認識する
という法則があります。
さて、今回の場合、強く打ったことにより一部細胞が挫滅(つぶれること)していると思います。
細胞が壊れたときは、細胞膜からプロスタグランジンという発痛・炎症物質が生まれます。
(ほかにも、水素イオン等の発痛物質が放出されます)

*****ここで、鍼と注射針の違いを一つ。********
鍼灸院のHPにも書いてますが、注射針は刃物です。
なので、細胞を破壊(切る)しながら体内に入っていきます。
鍼灸の鍼は、細胞をかき分けながら入っていきますので、細胞の破壊はまだ少ないです。
ということから、鍼の太さ以外に、生物学的にも注射針の痛さと鍼灸の鍼の痛さが異なることがわかります。
**************************************************
動かしたり触ったりしたら痛くなるのはなんで?
これは、先程の法則2が関係してきます。
痛さレベル(最大10)があるとして、大脳はそれが7を超えたら「痛い」と感じることとします。
現在の私の炎症では、痛さレベル5だとしましょう。
このままでは、大脳の感覚野は痛いと感じません。
そこに、圧迫刺激(押す)を加えると...
筋膜が伸びるので、筋膜の感覚受容器が反応します。
そこで痛さレベル3が発生したとすると、5+3=8となり、大脳が痛いと感じるわけです。

これは、反応点治療では非常によくある話で、肩こり単体では痛みを感じていない状態でも、風邪をひいてのどの粘膜に炎症が生じることで、痛みレベルが加算されてしまい、肩こりを感じてしまうのです。 
(首、肩は同じ脊髄の高さなので、同様に処理されてしまいます)  

なので、反応点治療では「肩」「腰」だけではなく、それに関係する「内臓」(粘膜)も治療するんですね。

と言う訳で、現在の痛みは発痛物質によるものと考えられるので、
・血行をあげて発痛物質を流してしまう
・同時に代謝をあげて、消化・再生を助ける
ことが、痛みを消す手段として考えられます。

と言う訳で...

鍼で刺激&お風呂、お灸であっためよう!!

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