いま、しびれ専門の先生のテレビをやっております。

一例目の患者さん。
お尻から脛への痛み→梨状筋症候群
おぉ…
普通の整形外科だと坐骨神経痛、シップを出しましょうで終わりです。
なぜか?
~症候群って、現代医学では原因がわからないと同じ意味なんですね。
そこで止まらずに、梨状筋まで持っていく!!
実は、病院の先生でここまで考える人は少ないです。
この先生にも鍼を知ってもらえれば、患者さんも早く楽になるんですけどね。

手根管症候群。
「手術しかありません」とのことですが、鍼灸が有効な場合も多いです。
ただ、症状の重症度合いによっては、私も手術を進めます。
何が患者さんにとってベストかを考えますので。(だから儲からないのかな…)

静脈瘤はね~。
鍼灸では、完全に壊れてしまったものを再生するのは難しいです。
鍼灸以外でも無理ですけどね。
治療法は、逆流防止弁が潰れた静脈を通行止めにして、他の静脈へ迂回させる手術です。
鍼ではできませんので、最近よく見る静脈瘤専門クリニックをお勧めしています。
治療を受けた患者さんにからも、「早やかったよ~」って教えてもらいました。
あとは、逆流防止弁を持たせるための方法も指導してくれればいいんですけどね。

歩き方。
とてつもなく大事です。
足腰のトラブルで来られる方の殆どは、何も考えずに歩いています。
小児の頃、特に一歳の頃は歩くために必死でした。
どうやったら歩けるのだろう?
こうやって足を出すの?
といった具合に。
でも、歩けるようになると何も考えません。
すると、どんどん歩く姿勢が崩れてきて、体全体のバランスが崩れて来ます。
バランスが崩れると、負担がかかる筋肉が増えますので、痛みが生じてしまいます。
足先がまっすぐ前にでているか?
足の指が地面をつかめているか?
足先で地面を蹴れているか?
を確認してみてください。

実は、呼吸にも同じことが言えるんです。
呼吸は自律神経が担当していますが、意識的に変えることができます。
なので、ヨガのように「呼吸を制御する」ことで、自律神経のリズムを調節することができるんです。

面白いお医者さんもいらっしゃるんだけどな~。