うちの奥様が化粧品を買ってきて、子供にペタペタと。

化粧品も足りないものを補う物ですよね? 
ってことは、薬と一緒で体の機能を助ける→体が楽をするってこと。

子供はこれからどんどん機能を向上させないといけないから…
っていうと、
「オーガニックだから大丈夫!!」
と。

オーガニックってわかってます?
本来であれば、化学物質を使用しない農産物や食品を刺す言葉です。
ここで「本来であれば」と書いたのは、日本では当初「有機栽培」をオーガニックと言ってました。
うちは昔から、春には軽トラを「うんこ(堆肥ね)」まみれにして田んぼを走り回ります
おかげで15歳の頃からミッション車を運転してました。(田んぼは私有地なので免許不要)

そうです、有機肥料を使えば、農薬だろうが合成肥料を使おうがオーガニックでした。
現在のJAS規定でも完全な無農薬でなく、人体への危険度の低いものは許可されています。

農家側の立場からすると、「無農薬」はあり得ません。

家庭菜園をやられている方々はわかると思いますが、美味しい野菜ほど虫が付きます。
うちなんかは「虫さんも食べるくらいおいしいよ」と言って食べていますが、間違いなく売れません。
それを出荷する規模でやると…
クリーンルームで虫の侵入を防がないとだめでしょうね。
するとお金がかかりますから、食品の価格は上昇しますが、それでも我慢できますでしょうか?
でも、農薬を使う方も命がけですし、命の元である食品に危険な農薬を使うことは許されません。
科学の進歩とともに虫には効果が高く人には危険性の少ない薬もでき、農家も減らしています。

と言う訳で、「オーガニック様~」 はどうなの???と思っています。
ちなみに、トリカブトなんかは山に自生しています。完璧なオーガニックですよね。
漢方薬なんかは、基本的に自然にあるものが原料(石とかもあります)。
ですが、飲み合わせも注意が必用、副作用もあるので「オーガニック=最高」と言うのは???と言うのがわかるかと思います。

まあ、これからは「合鴨ロボット」なんかも開発されてますし、日本ではどんどん安全な農業になっていきます。
合鴨ロボット欲しい…

けどオーガニックで調べてると驚愕の事実が…
オーガニック化粧品って、その内容量の1%でもオーガニック由来原料が入ってればいいとのこと。
他の99%が中国産の猛毒農薬使用でもオーガニック…

まあ、世の中こんなもんです。