ご無沙汰しております。

先日、他の治療院のチラシがうちのポストに入っておりました。
まあ、法律違反だらけのチラシです。 
これをうちの治療院に入れるということは、「通報しろ」ということなんでしょう
法律違反の方は保健所に任せるとして、その文面。

「治せない治療家は、治療家ではない」 
という、わけのわからない文言。
こんなことを言っていたら、治療家なんてこの世に存在しませんよね。

当然、治療を行うに当たっては、「必ず楽にしてあげる」と決意して治療を行います。
ただ、全て自分で治療することが、患者さんにとって最良であるかは別です。

昨日は反応点研究会の勉強会で、アトピーに関してのものでした。
私自身、ステロイドの怖さを誤解していたというのを知らされました。

ステロイドが奇跡の薬であることは知っています。
また、それの副作用に関しても、どうして副作用が起きるのかも知っています。

が、何でもかんでも副作用が起きるものではないことを気づかされました。
なので、重症のアトピーにはステロイドは一番の薬なんです。
(詳しくは後日書いてみます)
そして、反応点治療を合わせることにより、薬の効きがよくなるとの症例が出ていました。

また、ただの腰痛や肩こりで来院された方が、治療をしても痛みに変化がない…
反応点も改善しないことから、病院での精密検査をお願いしたところ、癌が見つかることも。

これを、「必ず治す」と治療を続けたら…患者さんはどうなるでしょうか?
実際にこういう症例をまとめた本もあります。

「病院なんか行かなくても、俺が治す!!」 
「今はこういう治療方法がありますから、まず病院で治療を受けてから鍼灸治療を考えましょう。」
どちらが患者さんにとって良い治療家なんでしょう?

信念は大切ですが、過信はいただけません…