しっかし暑い!!
水分補給をしっかりして、なるべく涼しい所にいましょうね。

この間、夕方にATMに行ったんですが、 外に出るのが嫌になりました。
鍼灸院なんかは、患者さんの肌を露出しますので、そんなに冷やせません。
夏はもちろん、冬場も汗をかきながら治療しています。

で、水分不足になると便秘にもなります。
私自身は緩い方なので便秘には縁がないんですが、我が家のちび一号はすでに便秘が始まっております。

まず、強烈な腹痛が休みなく続き、ひどくなる場合は直ぐに病院に行ってください。
動けない場合は救急車です。
(腸閉塞は緊急手術が必要な場合があります。冷や汗ものの痛みが続く場合は、すぐ病院に行きましょう。)

そうでない場合のお話です。
人間は食べ物から全てのエネルギーを取得します。
そして、老廃物(腸内細菌など)とともに、食べかすを排出します。
なので、食べるのも大事ですが、出さないと食べれないようになります。

中医学では、大腸を「伝導の官」と呼ばれ、小腸で栄養を吸収した残りを体外に「伝え導く」お仕事。
そうなんです、便は「手を引いて連れて行って差し上げないといけない」ぐらい重要な 物なんです。
私自身、中医学を学ぶまで考えたこともなかったです。

その大切な便を導けないのが便秘 。
WIKIを見ると、原因として、
・弛緩性便秘→運動不足、食物繊維不足、食事量が少ない等により、消化管の動作スイッチが入らない、(仕事せなあかん!!と感じるまでの量に達しない)ために、長が動かなくなります。
・痙攣性便秘→よくわかりません。私自身、首都圏で暮らしていたときは「過敏性腸症候群」でしたが、便秘にはなりませんでした。下痢+食欲不振(3日ぐらいお腹が減らない・・・)で、どっちなんかわからなかったのかも。
過剰な腸の痙攣で消化管が狭くなることにより、通過障害となるようです。 
・直腸便秘→排便を我慢し続けたことにより、直腸が働くなる状態。
があるそうです。

弛緩性と直腸便秘は、腸管や周りの神経(消化系は自律神経が自動的に処理します)が原因です。
反応点治療で刺激しましょう!!
症状によって治療日数は変化しますが、それまで健康だった人が「けが(骨盤骨折)→入院」で一週間便秘。
お腹が張って苦しいけど、病院では何もしてもらえず...
鍼を打ったところ、翌日大量に出たそうです。
それでも、運動不足から出ずらいとのことでしたので、ローラー鍼を渡して指導。
その後は、便秘に関してはあまり聞かなくなりました。(他の部分が痛くなったのかも

この方は、急性ですのですぐに効果が出ましたが、長年抱え込んでいる方は小腸・大腸と広範囲で鈍くなっている場合が多く、少々時間がかかります。
特に内臓は鈍い(動きがゆっくり)ので、一進一退となる場合が多く、自宅でのケア(お灸やローラー)が重要になります。

痙攣性はストレスで腸管・副交感神経が少し...な状態。
鍼・灸による刺激は、体の自己修復機能を活性化(副交感神経のお仕事)しますので、効果があるわけです。

まあ、鍼以外でも、
・食事前に水を一杯。
 これはダイエットにも効果があります。
朝食後にトイレにこもる!!
 人間は一日一回消化管が大きく動きます、それが朝食後。
 この時にトイレに行って排便の習慣をつけるのが一番大切です!!
というように、排便するための習慣づけが大事だと思います。

尿と同じく便も非常に大事です!!
元気に出しましょう!!