すみっこのblog

御影・渦森台・鴨子ヶ原の山の様子や 東洋医学、中医学、鍼灸のお話など。 うずもり鍼灸治療院(uzumori.com)、院長の日記です。

2019年02月

日本酒レビュー 八海山 赤越後 2015(3年保存)

三年前におなじ2015年醸造の赤越後を開けています。
もう一本は古酒にと、冷蔵庫に保管。
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他の日本酒で失敗していたので、どうだろう?と開けてみました。








お~!!!!!!
古酒です

アルコールの攻撃性が全く感じられません。
とにかく口当たりが優しく、フルーティーな部分を存分に楽しめます。
口当たりはジュースですが、度数は日本酒ですので当然酔います

日本酒は三年で十分なのかな。

ちなみにお酢になった酒は、発酵中で栓にガス抜きがついてるものです。
生酒よりも生?

温める?冷やす?

おそらく医療系の人であれば、炎症がある場合はRICE
「Rest」(安静)
「Icing」(冷却)
「Compression」(圧迫)
「Elevation」(挙上―持ち上げておく)
というのを習います。
炎症の場合は上の二つ、安静、冷却をまず行うこととされています。
我々鍼灸師もこのように学びます。

これはあくまでも受傷直後の応急措置。
なのに、何日も前から炎症で腫れている症状に当てはめるものではありません。
馬鹿正直に「冷やせばいい」と言い続けるのはどうかと思います。

何度か書いていますが、中医学では「冷え」は大敵です。
なので、私は温めることをお勧めしています。
※ただ、温めると痛い場合は常温のままで、とりあえず鍼で痛みを取ります。

それでも「冷やすのが常識」と頑張ってこられる方も。

日本人であれば、温泉行ったことありますよね?
温泉には、泉質や温度、効能が書かれています。
どの温泉にも確実に書かれている効能が「打ち身」「捻挫」。

冷やすといっても、温度や時間等の決まりはありません。
それなのに、冷やし過ぎはダメです!!って注意事項はあります。
というぐらい適当なんです。
鍼灸は科学的根拠が...なんて言ってる人たちもこんなもんです。
※鍼灸も各種エビデンス(臨床試験結果)が欧米から発表されています。

日本では、わかってるだけで1500年以上前から温泉が利用されています。
有馬なんかは鳥が傷を癒していた所を人が横取りした訳です
炎症も傷を治すために熱を発生させているんです。
とにかくケチ(省エネ)な人体が、無駄な熱を発生させることはありません。
動物ですら温めるといいと知っています。

これ以上どんな理屈が必要なんでしょうかね?

※実際に温めると痛くなる場合があります。
急性期は、腫れが大きくなり、お隣の組織を圧迫するため痛いとのこと。
→だから冷やせと言われるんですね。
熱もない慢性状態の場合は、隣を押すというより、隣と協調して動けないため擦れる。
温めた部分は動きが良くなるが、慢性になるまで放置していたため、広範囲の筋肉が悪くなっている。
なので、周りの組織(筋膜、筋肉)を鍼で緩めることが必要かと思います。

何事も、もう一歩突っ込んでみる必要があると思います。
なので、私が考えている「温めるのがいい」というのも、まだまだ研究が必要ですね。
(まだまだ人体は不思議に満ちています。)

お年寄りと介護と鍼灸

鍼灸、とくにお灸は高齢者に非常に有効です。
一昔前の地方では、お爺ちゃん、お婆ちゃんが家で施灸していました。
入居者様からも、両親や兄弟のお灸を手伝っていたという話をお聞きします。

が、施設では「何かあったら困る」…。
それでも、要望があることはわかっています。
本当に何かあると思うんだったら、外部の施術も断るはずです。
それとも、外部の人間だったら入居者さんに危害を加えても良いということでしょうか?

高齢者の治療には鍼よりもお灸。または、接触鍼が有効。
下剤を処方する前に、腹部をさするだけで出る場合も多いです。
痛い場所もお灸、接触鍼で刺激してあげると、かなり治まります。
副作用?で「夜眠れたわ」とよく聞きます。

そして、鍼灸治療では患者さんとお話をします。
会話がどれだけ安心を与えられるかは、高齢者に接した方はわかると思います。
そして、いつでも鍼灸師と話ができる環境。

ただでさえ知らない所に放り込まれて心細い状態。
入居者さんによく言われるのですが、「話をする人がいない」状態。
そこで話を聞くだけでも心理的に落ち着きます。
同時に鍼灸治療を行えば…

そして、入居者さんが落ち着けば、介護する側も楽になります。

さらに、介護側の腰痛、肩こりなんかは鍼が一番。

みんな幸せになれるんだけどな…

温暖化?

この三連休、雪が降って積る!!と言われていましたが、全然でしたね。

そいうえば、ここ数年はそりができるほどの雪が積もる日が年数日。
今年に至っては全くありません
鉄のチェーンを履いた市バスが走ってたんですよ。
幼稚園までそりで連れて行った日が懐かしい…

久しぶりに丸一日のお休みだったのと、治療院の車のタイヤを替えたので、テストがてら六甲山へ。
さすがに上は積もってました。
スキー持ってくればよかったと、少し後悔。

でも雪景色はいいですな~。
全てが真っ白

道路はごく一部しか雪が残ってなかったので、タイヤのテストにはなりませんでしたが
※とはいえ、ノーマルタイヤで走るのは危険な場所もありました。
ちょっとリフレッシュできました!!

介護の現場 190206

さて、介護施設で殺人事件が問題になっています。

正直言って、介護現場には外部の人間には理解できない人がいます。
一部ですが、確実に存在していると思います。

実際に感覚が狂ってるわ...と思わせてくれた事例。

私は職業がら、調子が悪かったり、表情の暗い方を見つけると話しかけてしまいます。
そのせいか、歩いているといろいろと呼び止められます
本来の仕事ができなくなりますが。

高齢の中度?の認知症の方。
日付なんかも答えれる場合もあり、記憶も結構残ってられます。

どうも最近様子がおかしい。
「相談があるの」と私のもとへいらっしゃいます。
お話していると、介護スタッフが「相手にすると余計不穏になるので、相手にしないでください」と。

知らないところに放り込まれ、認知症で記憶が消えていく不安でおろおろされている。
その方を、無視しろと言うのです。

これが託児所で「この子は相手すると余計甘えるから無視して」なんて職員が言ったら?
甘えてこられたら私の仕事に障るから、相手にしないでと。
自分の子供がやられたら、ヒステリー上げて怒鳴りに行くんやろうな~。

文句を言われるのもうっとうしいので「お部屋の掃除しましょう」とお部屋へ移動。
掃除しながらお話を聞いていると
「私はなんで怒られてるのかがわからない」
「どうしてあの人は私が嫌いなの?」
「私はどうしたらいいの?」
って...。
おいおい、お前が不穏の原因やん...

「あの人は、見た目は女やけど中身がおっさんやから、怒ってるように聞こえるの」
っていうと、面白かったのかニコッとされました。
「おっさん」がツボに入ったようで、「おっさん、おっさん」とニコニコに
掃除も終わって、
「またね~」
「ありがとう。また相談させてね。」
と、あっさり終了です。

義務付けられているのか、虐待予防、法令順守等の講習を定期的にやりますが、こういう人にはいくらやっても無駄。
自分の思ったように入居者さんが動かないと「不穏」「拒否」。
椅子から立ち上がったら、「座っといて!!」。
ベテランの職員ほど、この傾向がひどい。
合言葉は「めんどくさい!!」

事件が起こった施設がそうであるように、夜勤は1フロアに1人が基本。
周りに見てる同僚はいないし、止める人もいません。
夜中に起きてくる方、トイレ介助、ナースコールと呼び立てられてイライラがたまり...

現場は必死で働いています。
それでもイメージや環境から、働こうとする人は増えません。
「結構な額を払ってるのよ」とご家族さんに言われる有料老人ホームでこれです。
※ご家族の方ともざっくばらんにお話しさせてもらってます
人が少ない、少ないと言ってるだけでは、人は増えません。
つらいうえに給料が少ない職場に誰が来ます???
外食のアルバイトでも、人を集めるために時給を上げてますよ。

そして、他業種の企業が介護職に参入してくる。
企業が求めるものは利益です。
利益を追求するということは、コストを減らすことです。
コストで最も大きいのは人件費………………
そして、問題がおきないように外出させない、じっと座らせておく。

今の施設で不思議に思ったのは、畳のような床に座る場所がないんです。
「立ち上がるときに、転倒したらどうするの?」
とケアマネに言われたときは驚きと同時に、理解しました。

ここは低下した機能を回復させる場所ではないんだと。

となると、「治療する鍼灸師は不要」です。
高齢者にはお灸が非常に有効なんだけどな...
入居者さんが落ち着けば職員も楽になって、職員も鍼灸治療できれば楽になれるのに...
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